年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	‐	‐	11	10	26	42	106	188	280	192

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx9900xx	心不全	76	45.79	17.35	3.95%	88.30
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	34	54.82	20.57	2.94%	81.85
110310xx99xxxx	急性腎盂腎炎・尿路感染症	18	25.89	13.14	0.00%	82.44
060050xx97x0xx	肝細胞癌（血管塞栓術等）	17	10.18	10.48	0.00%	80.94
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）	16	48.81	19.22	0.00%	84.69

　高齢化に伴い、心不全での入院が最も多く、嚥下機能障害が原因でおこる誤嚥性肺炎も2番目に多い疾患となっております。
　内科といっても、臓器別に細分化され、消化器内科、循環器内科、内分泌・代謝内科、血液内科、呼吸器内科、神経内科、腎臓内科と専門分野別に分かれております。消化器内科では総胆管結石の手術入院、循環器内科ではペースメーカー手術入院、腎臓内科では維持透析の内シャント造設術等の症例も多く入院しております。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア手術	49	4.86	4.74	0.00%	73.18
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍（乳腺悪性腫瘍手術等）	11	8.55	10.15	0.00%	73.82
060210xx99000x	腸閉塞	10	10.00	9.00	0.00%	73.40
060150xx03xxxx	虫垂炎（虫垂切除術）	-	-	5.40	-	-
060150xx99xx0x	虫垂炎（手術なし）	-	-	7.31	-	-

　外科では、消化器疾患を中心に、乳腺疾患や一般外科領域も対象に治療に当たっています。
　胃や大腸などの消化器疾患、乳腺疾患では悪性腫瘍の手術を主に行っております。また、手術後に追加で行う化学療法（抗がん剤治療）や、根治手術が困難な患者さんに対する化学療法にも取り組んでおります。
　一般外科領域では鼠径ヘルニア（いわゆる脱腸）が多く、近年はヘルニアの手術も侵襲の少ない術式となってきており、以前は大きな問題であった術後の再発も少なくなってきております。ヘルニアに関しては短期の入院で治療が可能となっております。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	大腿骨骨折手術	66	62.35	25.32	3.03%	85.79
160760xx97xx0x	前腕骨骨折手術	31	2.07	4.99	0.00%	64.35
160850xx01xxxx	足関節・足部骨折手術	-	-	18.36	-	-
160980xx99x0xx	骨盤損傷	-	-	19.02	-	-
160610xx97xxxx	アキレス腱断裂手術	-	-	9.52	-	-

　大腿骨や足関節等の足の骨折では、手術後にリハビリを継続して行うため入院期間が長めになり、前腕・上腕等の腕の骨折ではリハビリを外来にて行うことが多いため、全国平均より入院日数が短い傾向にあります。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	‐	‐	‐	‐	‐	‐	1	8
大腸癌	‐	‐	‐	‐	‐	‐	1	8
乳癌	‐	‐	‐	‐	‐	‐	1	8
肺癌	‐	‐	‐	‐	‐	‐	1	8
肝癌	‐	‐	‐	‐	‐	‐	1	8

　5大がん（胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん）について、進行度合い（ステージ）ごとに患者数を集計しております。同じ患者さんが複数回入院した場合もそれぞれ集計しております。
　「初発」とは、当院においてがんの診断や初回治療を実施した場合を表し、「再発」とは、当院・他院を問わずに初回治療が完了した後、当院にて診察した場合や、再発、新たな遠隔転移をきたした場合を表しております。
　当院では全項目で患者数が10名に満たないため集計数の公表はいたしませんが、外科的手術や内視鏡治療、化学療法等を入院にて行っております。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	‐	‐	‐
中等症	27	41.89	88.15
重症	12	41.83	90.92
超重症	‐	‐	‐
不明	-	-	-

　市中肺炎とは普段の生活の中でかかる肺炎のことで、18歳以上の患者さんを成人市中肺炎治療ガイドライン（日本呼吸器学会）による重症度別に分類し、集計しております。また、細菌による肺炎が集計対象であり、インフルエンザなどのウイルスによる肺炎や、食べ物等の誤嚥による肺炎は集計対象外となっております。
　年齢が上がるほど重症度も上がり、重症度が上がるほど長い治療期間を要します。また、肺炎は重症になると死亡率も上昇していくため、超重症では逆に平均在院日数が減少する傾向もみられます。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
-	18	48.62	80.35	5.6%

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	15	2.27	6.80	0.00%	79.87
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	11	23.09	69.36	0.00%	76.27
K654	内視鏡的消化管止血術	10	0.20	7.40	0.00%	75.40
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	-	-	-	-	-
K0461	骨折観血的手術（大腿）	-	-	-	-	-

　消化器内科での肝がんに対する血管塞栓術や、胆管炎・消化管出血に対する内視鏡を用いた手術が上位を占めております。
　また、大腿骨骨折にて入院し手術を行った後に、当科にて基礎疾患の治療を継続して行う患者さんがいるため、大腿骨骨折手術が内科にて5番目に多い手術となっております。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	48	0.04	3.85	0.00%	73.25
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	-	-	-	-	-
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	-	-	-	-	-
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	-	-	-	-	-
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	-	-	-	-	-

　消化器や乳腺の疾患を中心に、一般外科領域も対象に治療に当たっているため、対象症例は様々となっております。近年は腹腔鏡手術が普及しており、当科でも適応疾患に対し積極的に導入し、手術全体の約2割を占めております。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿、上腕、肩甲骨）	53	3.26	66.02	3.77%	85.98
K0732	関節内骨折観血的手術（足、胸鎖、手）	27	0.11	1.56	0.00%	67.07
K0811	人工骨頭挿入術（股）	15	5.60	41.53	0.00%	82.40
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕、下腿）	10	2.10	2.60	0.00%	69.10
K0463	骨折観血的手術（足、手、鎖骨、膝蓋骨等）	-	-	-	-	-

　大腿近位部骨折に対する手術である人工骨頭挿入術や髄内釘を使用する骨折観血的手術が上位を占めております。リハビリまで継続して行うため、入院期間は長くなっております。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	‐	‐
異なる	‐	‐
180010	敗血症	同一	14	1.62%
異なる	‐	‐
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	‐	‐
異なる	-	-

　DIC（播種性血管内凝固症候群）、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置後の合併症の患者数とその発生率を集計しております。
　入院契機が「同一」とは、上記の傷病をきっかけに入院し、入院中の主な治療が当該傷病に対するものであった場合を表し、入院契機が「異なる」とは、上記以外の傷病をきっかけに入院したが、上記傷病を併発しているもしくは入院中に発症し、上記傷病への治療が入院中の主であった場合を表しております。
　敗血症は尿路感染症など何らかの感染症により引き起こされるもので、血液中に細菌が入り込み、発熱などの症状を呈する病態で、全身のさまざまな臓器の機能が低下し、早急に適切な治療を行わなければ命にかかわる場合もある重篤な病態です。

　※患者数が10名に満たない項目については、個人の特定を避けるため、「－」を表示し公表しておりません。

令和３年度 小千谷総合病院 病院指標

令和３年度小千谷総合病院病院指標